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コンンクリートの品質管理
2018.12.11
#日々の事
あまり知られていない??
21−18−27
現場監督なら知っているはずです。
コンクリートって
発注する際に「強度」「スランプ」「骨材寸法」
で頼むのですが、
今回は時期的にこの「強度』が気温で変わる事を書きました。
現場にコンクリートが搬入されるとプラントからの出荷伝票に
「強度」「スランプ」「骨材寸法」が記載されています。
⬇️こんな感じ
配合計画書も検査機関に提出しなければならないんですが、
僕が現場でペーペーだった頃はこの伝票で配合報告書通りのコンクリートが
納入されているのかとコンクリートの数量が正しく納品されているかを
チェックさせられていました。
数量がかけ離れていれば、プラントの出荷間違いか自分の積算が
間違っているという事だと教わりましたね。
今の時期で重要な事
「強度」の部分は気温が下がるとセメント量を増やさなければなりません。
これを「温度補正」といいます。
冬の気温の低い時期に+6Nmm2とか+3Nmm2だったのですが、
最近では夏の暑い時期も猛暑でコンクリートの硬化が止まってしまうという事が判明して
冬も夏も「温度補正」が必要となっています。
「温度補正」を実施しなくても違法ではありませんが、
これはキチンと把握して品質管理できる業者さんに
工事を依頼しなければ、サクサクの基礎が出来上がってしましますよ(T ^ T)
ではでは。。。