みなさん、こんにちは 大阪と北摂地域でcocochi ie designの設計施工を提案している松井です。

今日は基礎工事の防湿シートが施工されました

防湿シートの主な役割は以下の通りです

1. 土壌からの湿気を防ぐ：建築物の基礎部分は通常地下に埋まるため、地下からの湿気や水分が基礎部分に浸透することを防ぎます。湿気の浸入を防ぐことは、建物の構造体や断熱材を保護し、腐敗や劣化を防ぐのに役立ちます。
2. 建物内部の湿気を外部に排出：建物内部から発生する湿気や水蒸気が外部に逃げるのを防ぎ、建物内部の湿度を管理します。これにより、カビや結露の問題を軽減し、室内の快適さを向上させます。
3. 地下からのガスの浸透を防ぐ：地下には有害なガス（例：ラドンガス）が存在する場合があり、これらのガスの浸透を防ぐのに役立ちます。これは居住スペースの安全性を確保するために重要です。
4. 土壌の圧力を分散する：基礎部分にかかる土壌の圧力を均等に分散することで、基礎の安定性を高めます。防湿シートは基礎の下に敷かれ、基礎にかかる圧力を均等に広げ、沈下や変形を防ぎます。
5. 断熱効果：一部の防湿シートは断熱材の役割も果たすことがあり、建物内部の温度を安定させ、エネルギー効率を向上させるのに役立ちます。

これらの役割により、防湿シートは建物の基礎部分を保護し、建物全体の耐久性と快適性を向上させる重要な要素となります。建築工事において適切な防湿シートを使用することは、建物の長寿命と品質を確保するために不可欠です。